所沢と航空史・沿革
日本航空の発祥の地・所沢
キャンパスのある所沢は日本で初めて飛行場が建設された場所。
そして本校の初代名誉校長は日本初の飛行パイロット徳川好敏中将(写真右:左から4人目)です。
日本の航空史概略
ライト兄弟の初飛行に刺激を受け、1910年(明治43年)に日野熊蔵と、国際航空専門学校の初代名誉校長である徳川好敏が東京の代々木練兵場で日本初のフライトに成功する。この翌年4月には所沢に臨時軍用気球研究会所沢試験場が開設された。幅50メートル、長さ400メートルの滑走路と格納庫、気象観測所を備えた日本で最初の飛行場である。ここで徳川の操縦するアンリ・ファルマン機が高度10メートル、飛行距離800メートル、飛行時間1分20秒を記録し、これが日本で最初の飛行場での飛行となった。以後、1945年(昭和20年)まで飛行教育、航空機の研究や試作機のテスト等が行われる。現在では、航空記念公園として整備され、航空発祥記念館とともに、市民の憩いの場となっている。
沿革
1961年 (昭和36年) | 埼玉県所沢市に『国際航空学校』を開校 |
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1962年 (昭和37年) | 国際航空大学校に改称 |
1971年 (昭和46年) | 操縦科を2年制に改制 |
1972年 (昭和47年) | 整備科を2年制に改制 |
1976年 (昭和51年) | 運輸大臣指定航空従事者養成施設となる |
1979年 (昭和54年) | ヘリコプター整備科開設 |
1980年 (昭和55年) | 埼玉県知事より専修学校工業専門課程の認可を受ける |
1981年 (昭和56年) | 埼玉県知事より学校法人浅野学園設立の認可を受ける |
1991年 (平成3年) | 航空電子整備科を増設 |
1999年 (平成11年) | エアロサポート科新設(航空電子整備科改編) |
2000年 (平成12年) | 航空法の改正による新学科へ改編
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2003年 (平成15年) | 国土交通大臣指定航空従事者養成施設(二等航空運航整備士 飛行機)となる |
2004年 (平成16年) | 国土交通大臣指定航空従事者養成施設(二等航空整備士 飛行機、二等航空運航整備士 ヘリコプター)となる 卒業生が4,000人を超える |
2006年 (平成18年) | 国土交通大臣指定航空従事者養成施設認可30年を迎える |
2007年 (平成19年) | 航空整備科(ヘリコプター)新設(運航整備科(ヘリコプター)改編) |
2010年 (平成22年) | 国土交通大臣指定航空従事者養成施設(二等航空整備士 ヘリコプター)となる 航空整備科 一等航空運航整備士(飛行機)養成コース開設 |
2011年 (平成23年) | 開校50周年を迎える 卒業生が5,000人超える |
2013年 (平成25年) | 国土交通大臣指定 航空従事者養成施設(一等航空運航整備士ボーイング767)となる。 |
2016年 (平成28年) | 航空整備科、エアロサポート科が文部科学大臣より「職業実践専門課程※」に認定される |
2019年 (平成31年) | 運航整備科が文部科学大臣より「職業実践専門課程※」に認定される。 |
※職業実践専門過程とは
文部科学大臣が認定して推奨することにより、専修学校専門過程における職業教育の水準の維持向上を図り「職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成する」ことを目的としています。