教官
宮内 敏行
Toshiyuki Miyauchi
東邦航空より赴任 航空整備科 回転翼コース学科長 一等航空整備士(回転翼)
目標を定め成長するための
努力を惜しまないことが大切

飛行機乗りを夢見ていた祖父の影響で空に憧れを抱くようになり、当校の旧称国際航空大学校14期生として入学しました。
今から45年前は就職難の時代でしたが、私は学校で航空整備士資格を取得していたので固定翼(飛行機)と回転翼(ヘリコプター)を運航している会社に入社できました。
当然、固定翼の整備からスタートすると思っていたのですが、その予想は外れヘ回転翼の整備科に配属。回転翼の場合、一部の業務を除き機体が基地(空港やヘリポート)に常駐することはまれで、ほとんどの場合は、外着陸場(場外ヘリポート)における飛行業務が多いのです。
機体の不具合発生時は、原因究明・飛行可否判断・不具合是正・飛行業務へと復帰させます。その判断は責任重大ですが、判断や対応が機長や関係者に認められ、整備士として信頼されたときこそ、やりがいを感じた瞬間でした。
航空界に限ったことではありませんが、まず自分の仕事を好きになること。そして自負心を持ち、自分の目標を定め、確実に成長するために日々努力を惜しまないことが大切だと思います。
航空界に限ったことではありませんが、まず自分の仕事を好きになること。そして自負心を持ち、自分の目標を定め、確実に成長するために日々努力を惜しまないことが大切だと思います。